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死刑廃止問題:なぜ被害者の人権を守ろうとしない

2008/06/17-17:13 「執行増は異常」「抑止力ない」=法相あてに抗議書−死刑廃止議連

 宮崎勤死刑囚(45)ら3人に対する刑の執行に抗議し、国会議員でつくる「死刑廃止を推進する議員連盟」(亀井静香会長)は17日、法務省を訪れ、死刑制度の見直しを求める鳩山邦夫法相あての申し入れ書を提出した。
 衆議院議員会館で記者会見した亀井会長は「新たに3人の命が国家権力に消された。何か国民の幸せにつながっていくものが生まれたのか」と批判。凶悪事件は減っていないとして、「(死刑制度による)抑止力がないのは明白」と主張した。
 保坂展人事務局長も「執行数が増えているのは、国際社会では異常。国連で人権を主張する資格はない」と怒りをあらわにした。


こうした左翼脳の持ち主の主張というのは木を見て森を見ずというか、全くもって異様である。死刑制度の廃止を訴えるのは構わないが被害者遺族の感情を顧みることがあるのであろうか?とてもそのようには思えない。

だいたい、こうした方々の言い分は「世界的にみて大半の国が死刑制度を廃止している」「冤罪の可能性がある」「殺人犯だからといって私達にその命を奪う権利があるのか」「死刑に抑止力がないのは明白」「刑務官の人権を考慮に入れるべきだ」というものだ。

世界の趨勢に従う必要など全くないし、中国や北朝鮮といったまともな裁判もないような国と我が国は違う。被害者の人権よりも加害者の人権を守るほうに熱心なくらいだ。(こうした活動家にはまず、被害者の人権を守る運動から始めろ!と言いたい)

冤罪の可能性など終身刑だとしても同じことであるし(何の為の三審制か)、死刑に抑止力がないなどというが、死刑を廃止した国で殺人事件が減ったとでもいうのだろうか?刑務官の人権など運用の問題に過ぎず同列に論じることではないだろう。


2008/06/17-19:09 「死刑回避」意思にじます=拘置所で手紙2000通−宮崎死刑囚

 連続幼女誘拐殺人事件で死刑が執行された宮崎勤死刑囚(45)から300通以上の手紙を受け取った月刊誌「創」の篠田博之編集長は17日、「死刑を回避したいという意思を感じた。幻聴の頻度が増し、精神障害が重くなっている印象を受けた」と話した。宮崎死刑囚は死刑執行の直前まで多数の知人と手紙をやりとりしており、拘置所に届いた手紙は2000通を超えたという。
 篠田編集長によると、宮崎死刑囚からの手紙は、毎月1〜2通程度送られてきた。大半は、拘置所内で読んだ漫画のタイトルなどを列挙するだけの内容。死刑確定後は独房でビデオを見ることが許され、主にアニメ映画を鑑賞していた。


極めて残念ながら死刑制度はこの男の極悪非道を防ぐことは出来なかった。しかし、この男は死刑を回避しようとする意思をにじませていたというではないか。死刑がなければもっと多くの悲劇が生まれていたのではないか?そして、仮に死刑がなかったとしたらこの男は死ぬまで3食付きでビデオ鑑賞を楽しんだのではないのか?

国民の多くが殺人犯に対し、死をもってその罪を贖うべきだ、と考えるのであればそうするべきだ。国民の道徳感覚に即しているか否か、そのことが最も重要なのではないか?

何より加害者の人権ではなく、被害者の人権を守るほうが先だ!


参考:加害者天国、被害者地獄
参考:「教育刑」という空想


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| 内政 | 21:02 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

清高さんの意見も分かりますが、私個人としては死刑制度は「国民の多くが殺人犯に対し、死をもってその罪を贖うべきだ、と考えるのであればそうするべきだ。国民の道徳感覚に即しているか否か、そのことが最も重要なのではないか?」と考えています。また、色々な活動をされる方がいるのは結構ですが、加害者の人権よりも被害者、及びその遺族の人権をより大切にするべきだ、と考えています。

| nagamasa69 | 2008/06/26 21:07 | URL | ≫ EDIT

追記

「こうした活動家にはまず、被害者の人権を守る運動から始めろ!と言いたい」→これもダメだ!(1)人には役割がある(「加害者の人権」を守る人がいないのもこれはこれで不都合)。(2)なぜ順番があるのかわからない。(3)被害者の人権を守る運動をされている方も、「加害者の人権」を守ることをしてほしいと個人的には思います(記事の内容からこれを否定しないよね?)。というのは、そうすれば、より人権状況が理解できるからと思うのです

| 清高 | 2008/06/25 22:29 | URL | ≫ EDIT

この記事、ここがダメ!!!

1.「冤罪の可能性など終身刑だとしても同じことであるし」→執行後に救済の可能性がある。一方、死刑が執行されたら、全く救済されない(遺族が金をもらってもむなしいだろう、本人が生きられないなら)。
2.「死刑に抑止力がないなどというが、死刑を廃止した国で殺人事件が減ったとでもいうのだろうか?」→死刑の存廃で殺人事件の増減が特になかったという研究がアメリカにあるのは、常識で、そうならば、特に死刑にする必要はない、ということになる(田宮裕「刑事法の理論と現実」ぐらい読んでください)。
3.「刑務官の人権など運用の問題に過ぎず同列に論じることではないだろう。」→そうかなぁ?現に人を殺すからなぁ。そういう役割を担わせていいのか、ということです。
4.「極めて残念ながら死刑制度はこの男の極悪非道を防ぐことは出来なかった」→だから、死刑に犯罪抑止力はないのですよ。また、死刑になりたいなんて人もいるからなぁ。
5.「何より加害者の人権ではなく、被害者の人権を守るほうが先だ!」→状況によって違います(たとえば、受刑者の取り扱いについては、被害者と比較する余地がない。あと、「加害者」の人権が問題になっている場面はほとんどない。たいがいは「被疑者」、「被告人」、「受刑者」、「死刑囚」の問題である。言葉遣いもダメです)。

| 清高 | 2008/06/25 22:24 | URL | ≫ EDIT















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