【主張】悠仁さま1歳 今こそ皇室の未来検討を
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁(ひさひと)さまが満1歳になられた。新聞の写真やテレビで見るそのご成長ぶりや笑顔に、ホッとさせられた国民は多いことだろう。皇室をいただく日本人の喜びである。
昨年9月の悠仁さまの誕生は、皇室にとって、極めて大きな意味をもっていた。皇位継承の問題が大きな論議になっていたからである。
それまで皇室に秋篠宮さまより若い男子皇族の誕生がなく、「男系男子」のみと定めた現在の皇室典範では皇位継承が難しくなるとした政府は「皇室典範に関する有識者会議」の答申をもとに、その改正案をまとめた。
女性の天皇ばかりでなく、女系、つまり女性天皇の系統の天皇も認める一方、「長子優先」で男女が同等の継承権を持つというものである。当時の小泉純一郎政権は昨年の国会に改正案を提案、成立をはかる構えだった。
しかし歴史上、女性天皇の例はあっても、皇統はすべて父方に天皇を持つ男系で引き継がれてきたことから「女系を認めては125代にわたる伝統をくつがえすことになる」との批判が、皇族の一部を含め高まった。
悠仁さまの誕生は、そうした皇位継承への不安を当面、吹き飛ばすものだった。小泉首相の後を受けた安倍晋三首相が批判的だったこともあり、改正案は棚上げされ、この1年、議論もほとんど行われていない。
だが、悠仁さまを含めても皇位継承権を持つ男子皇族は7人だけで、将来的には依然、不安定さが残る。皇族方の日常の社会活動や、天皇陛下、皇太子さまのお仕事の補佐という面でも重大な支障が生じかねない。
悠仁さまのご成長で、皇室をめぐる環境は落ち着いた。この機に、その将来について検討を再開すべきだ。その場合、伝統や歴史については議論しないまま1年足らずでまとめた「有識者会議」の結論にはとらわれず、白紙で始めることだ。特に「男系」「女系」の問題は、歴史や皇室問題の専門家にじっくり意見を聞くべきである。
また男子皇族を増やす「切り札」となる可能性がある旧皇族の復帰は、戦後の皇籍離脱が占領下に行われただけに、安倍首相が掲げる「戦後レジームからの脱却」の意味でも、十分に検討する価値があるだろう。
(2007/09/07 05:07 産経新聞)
以上、引用
遅ればせながら、悠仁様の満一歳の御誕生日を心から奉祝いたしたい。
まさに、産経の主張にあるとおり、健やかにご成長されておられるようでホッとする思いである。また、何よりも愛らしいその笑顔に心が非常に和みます。
さて、悠仁様の御誕生により、安倍晋三首相は、政府の「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大総長)が平成17年にまとめた、象徴天皇制の維持を目的に女系皇族にも皇位継承権を認めるとの内容の報告書を白紙に戻す方針を決めた。(2007/01/03 産経新聞)
つまり、悠仁様の御誕生により当面、女系・女性天皇を容認する必要がなくなったわけであるが、御皇室の将来を考えると、やはり一国民として不安にならざるを得ない。
いわずと知れたことであるが、現行の皇室典範のままで、悠仁様が天皇に即位する頃には、他の皇族の方々が、結婚により皇籍離脱、あるいは世を去っている可能性がある。
例えば30年後に、そのような状況になる可能性もある。
30年後の悠仁様が即位され、かつ御成婚されていたとしても、山のような神事、公式なお勤めをお一人で、あるいは将来の皇后様のお二人でこなさなければならなくなる。
「皇室典範に関する有識者会議」の報告では、“旧皇族の皇籍復帰は国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれの視点から見ても問題点があり、採用することは極めて困難である”という不可解な結論である。
しかし、敗戦後の非常事態においてGHQの意向で皇籍を離れることの方が、よほど国民の理解と支持を得られたものではないだろう。
やはり、30年先のことを考えれば、悠仁様が即位された後、悠仁様を支え、かつ安定的な皇位継承を担保するために、元皇族及びその血統を引く男子には皇籍にお戻りいただく必要があるし、それが最上にして唯一の方策である。
具体的には、
「日本政策研究センター」の提言が簡潔、かつ明瞭であるため引用します。
米軍の軍事占領という異常事態下にその介入を受けて昭和二十二年十月に皇籍離脱を余儀なくされた元皇族及びその血統を引く男子は、今日なお皇室典範第一条にいう「皇統に属する男系の男子」であると公的に認め、その上で、同第二条における「皇族」の範囲をこれら男子にまで拡げる「特別法」の立案に着手する。つまり、そうした男子に「皇籍」に復帰していただくことにより、「男系男子による皇位継承」という不磨の鉄則を守る基盤を確保するということである。
この提言を読めば、実に簡単な話に思える。予算などせいぜい数十億の世界である、税金の無駄遣いなどという無礼なことは言わせない。
悠仁様のお誕生日を機に、このような議論が見られるかと期待していたのだが、メディアでは産経新聞の社説(主張)くらいのものである。このことが非常に残念でならない。
実際に復帰された方々が皇位継承する可能性があるのは恐らく50年以上先であろうが、少しでも多くの時間を経た方が皇室にとっても国民にとっても違和感はない。
だからこうした決断は早い方が良いと思うのだが。
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雅子と愛子に、この世からいなくなって欲しいと思っているのは私だけではないはず。
東宮家と秋篠宮家では10倍近い予算の差もある上
愛子に遠慮して、悠仁様に将来のための充分な教育ができない。
去年オランダ行きの飛行機が落ちてくれてればよかったのにね。
| a | 2007/09/09 11:14 | URL | ≫ EDIT